登米市の壁紙職人が壁紙について語ってみた…
撮影禁止現場を施工してきました。
なので今回は、クロス壁紙について少し語ってみました。
壁紙は、大きく分けて6種類です。
ビニルクロス(塩化ビニル系樹脂)
布クロス(合成繊維、レーヨン、綿、麻、絹)
オレフィンクロス(ポリエチレン、ポリプロピレン、合成樹脂)
紙クロス(和紙、洋紙、合成紙)
木質系クロス(天然木、コルク)
新築住宅では、8割がビニルクロスを選ばれていると思います。
建材では安価で、作業性も良く、デザインが豊富で見た目も良いですが……
もちろん悪い点もあります。
生活環境にもよりますが……長持ちしないとか
環境面や健康面が不安と思う方が、いらっしゃいます。
でも無くらないのはどうして?
メーカーによると「シックハウス対策における基準に対応している
F☆☆☆☆JAS認証 大臣認定品です。」とのことです。
クロス糊やパテ材も、基準に対応しています。
建築基準法改正が、2003年施行されました……
現在18年目ですが、様々な機能クロスも発売されました。
それでも不安な方がいらっしゃるのも事実でしょう……
そんな方には、自然素材の布クロスや紙クロスをオススメしておりますが…
自然素材系のクロスは、施工難易度も高く
ビニルクロスと比べてしまうと割高になります……
とくに張替時は、下地の状態が良くないので、跡がでたりします‥
より慎重に、下地を厳密にしないといけないと思います‥‥
なので手間が掛かります。
「布クロスから、ビニルクロスに張り替えてくだい!」
と、依頼されるお客様もいらっしゃいます。
珪藻土クロス(無機質系)も同じですが……
奥行が感じられ、質感が素晴らしいのですが、汚れが付いたらほぼ取れません。
珪藻土は、擦りに弱くキズが着きやすいです
材質上つなぎ目がどうしても、目立ちます
お客様は経験上からか、
汚れ防止機能付きクロスを選ばれことが多いです。
そして、家全体を張り替えるとなると‥
できれば安く!! の依頼が多いです。
ご予算も考慮しての安価な量産品‥‥
ビニルクロス(機能クロス)が無くらない訳ですね。
ビニルクロスより、安価で仕上がきれいな
建材はあるのでしょうか?
ちなみに‥‥
我が家は、機能付きビニルクロスと塗り壁です。
玄関廊下→(表面強化汚れ防止)表面が丈夫で拭き取りやすい‥
トイレ・脱衣室・台所→(消臭汚れ防止)消臭効果少しかな‥拭き取りやすい
寝室・各部屋→(通気性壁紙)通気性少しかな‥
納戸・収納等→(吸放湿壁紙)珪藻土程ではない‥
和室→純和風壁(砂壁)塗り壁は良いと思う
汚れは、引き取ることができないけど‥
昔ならではの、塗り壁の漆喰は良いと思います。
襖は全部板襖なので、織物紙から強化汚れ防止壁紙に張替えしてます。
襖を拭き取りできるって良いですね!
障子はいつか、タフトップ紙(普通紙の3倍の耐久性)に張替える予定です。
あっ‥‥‥ すいません最後は私事でした。
ご覧頂きありがとうございました!
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