化粧(プリント)べニア下地からのクロス(壁紙)施工事例
登米市S様邸の玄関に一部分クロス(壁紙)施工をしてきました。
築35年位の住宅……天井は布クロスで、壁は化粧べニア仕上げの現状でした。
経年老化で天井の布クロスは変色しています……濃い板目なので暗い印象ですね。
お客様は「来客時はとても暗いので日中でも電気をつけないといけません(困)クロス(壁紙)があります……これで低予算ですが何とかして頂きたいのです」
と、材料支給の依頼です。
玄関続きの廊下・階段2F廊下まで、全体を施工するとなると結構な面積になるので、今現在気になる玄関部分となりました。
と言っても8畳間位の面積がありますね……
地震被害もあり部分が剥離してますし、大きい段差があります。
本来であれば……新規石膏ボードにしたいところですが、下地処理にて現状に施工します。
化粧(プリント)べニアへの下地処理は?
剥離部分にビス補強をします。
表面がツルツルなので、サンダー削りをしてからより接着する様にシーラー塗りをします。
乾燥後パテ処理で板目の凹みを埋めてなだらかにします。
パテ乾燥後、サンダー削りをしてクロス(壁紙)張りとなります。
今時期(冬場)は乾燥に時間がかかるので、3日間の工期にて完了予定です。
まず下駄箱や家具類があるので、移動せず天井の布クロスから仕上げます。
布クロスは、途中ちぎれも少ないので割合剥しやすい様ですが……
当時は、あまい下地処理(材料が厚い)なので段差が大きいことが多いですね。
この状態でビニルクロス(壁紙)を貼ると下地跡を拾うので、パテを塗りなおします。
1回塗りでは仕上がりません……2回仕上げにしました。
1日目の作業は、乾燥時間(無理せず)もあるので現場を後にし、当店で全体の裁断糊付け作業をしました。
2日目天井クロス貼り、壁下地処理です。
天井の下地がべニアで、少し動きがありました……
つなぎ目(ジョイント)補強で下敷きテープを使用カット後、捨てのりをし和紙テープを入れました。
小さいハケを使うと入れやすいですね!
下地に動きがある場合に補強してる安心施工です。
天井・壁全体に入れました
シーラー塗布後(無色透明)乾燥後パテ処理です。
家具移動には必需品のカグスベールプロです。
らくらくヘルパーを使用して、一人でも移動が可能ですね……
やはり、ジェットヒーターでも乾燥しません……無理せず明日仕上げです。
3日目仕上げ完了です。
材料支給の為、壁面全体の材料が不足?
入れ隅から貼り分け……ともに白なので違和感がありません。
言われないと気が付きませんね!
アクセント色分けも可能ですが、お客様の希望にて白で仕上げました。
とても明るく、きれいに仕上がり喜んで頂きました。
玄関がきれいだと、より良い福が入るとのこと!
きっとこれからは、幸せが訪れますね‥‥
当店をご利用いただきましてありがとうございました。
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