テシード輸入壁紙張替施工原状回復
材料屋さん(問屋)からの依頼です。宮城県の某店舗現場にて、輸入壁紙テシードの張替え施工をしてきました。
5年前だったと思いますが‥‥
新規時に問屋さんより、何社かのクロス職人共同体で施工した現場です。
テシードって何?
東京都に本社がある、世界の輸入壁紙を扱う株式会社テシード様の商品です。
材料のTR60302商品は、アメリカブランド製、不織布/準不燃 巾69cm×8.2m巻 で価格22.000円と高級な壁紙ですね‥‥
今回は地震による、亀裂が生じた為による同材料の張替です。
壁一面にアクセント(ポイント)に施工……天井に壁を照らす照明器具があります……私が貼った記憶があります。
やはり剝がれ難い 、いや剥がれない!
剥そうとすると、かなり下地を悪くしてしまいます。
天井から照らされるので下地を拾うから注意ですね‥‥
シーラー処理、全面パテ処理と決断いたしました。
亀裂面にボンドPX2000を注入して乾燥後、耐震パテを塗り仕上げパテ材で全面2回塗りの下地を電動サンダーで削りました。
過剰かもせれませんが、安全策をとりました。
糊はウォールボンド100(原液タイプ)使用です。
不織布の壁紙は、紙と違って伸縮が少ないので 欧米では向こう塗り(壁側に塗る)が一般的だと聞いておりますが、通常通り糊付け機で行いました。
新規時も通常の施工方法で、「合いはぎ」に気をつければ問題ありません。
クロス職人には当たり前ですが、柄物は垂直に、柄の振分をします(レーザーを使用しました)
取置き注意、オープンタイム(なじませ時間)後、貼り付けて完成しました。
輸入壁紙施工専門店業者がありますが‥…国内クロスも、もちろん施工しますよ。
差別化をした、営業スタイルです。
ただ‥‥一般住宅と違った店舗ならではの材料は‥‥普段施工しているビニルクロスと違った素材は、より緊張感がでて達成感を感じられのは、私だけでしょうか?
新規の当時は難儀な仕事で、思い出に残る作りでした。
一部分撮りました‥‥全クロス(壁紙) です。(汗)
他のビニルクロスの不具合箇所は、壁一面貼り替えや部分補修で完了しました。
18人工の4日間で完了しました。
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